イギリスのお酒の後の〆
日本でお酒の後の〆と言えばラーメンがおきまりといったところだが、実際には色々とチョイスがある。地域によってはうどんであったり、おにぎりであったり。最近では〆のパフェなんてのも札幌で人気だとか。
一方、イギリスではパブで飲み終わった後の〆と言えばもっぱらフィッシュアンドチップスだろうか。
店員が、新聞の上にチップスを広げその上に香ばしく揚がったフィッシュをドーンと置く。
“salt and vineger?”
と聞かれるのが常。
このvinegerはイギリス伝統の黄金色をした独特の風味を持つモルトビネガー。米酢に慣れている日本人にとって、このモルトビネガーの香りや味は、初めのうちは中々に強烈なのだが、一度慣れてしまえば、もう病み付きというくらい、フィッシュアンドチップスに合うのだ。
イギリス人であれば当然塩とビネガーの両方を注文する。
これを歩きながら食すもよし、家まで持ち帰ってゆっくりと楽しむもよし。
ただ、後者の場合には、翌朝には部屋中に油とビネガーの匂いが充満していることになるので注意が必要!
ちなみに、〆のもう一つのチョイスはチャイナテイクアウト。
この中華料理のテイクアウトも大人気で、焼きそばやチャーハンなどが定番のメニュー。人の良い、おじちゃんとおばちゃんがやっていることが多いので、近所にお気に入りのお店を見つけられるとラッキー!